舞台はポルトガル世界遺産の町シントラ。ヨーロッパを代表する女優・フランキーは、夏のバケーションをここで過ごそうと、家族や大切な友人たちを呼び寄せていた。余命が限られた彼女は、愛する人たちの人生をここで自分なりに演出しようとしたのだ。そんなこととは知らず集まった面々は、彼女の突飛な発言や振る舞いに振り回されてしまう。しかし一方で、確実に新しい人生が動き出してもいた。筋書き通りにいかない。それが人生というもの。