3歳から踊り始め、26歳にして「スペイン国家舞踏賞」を受賞。若くしてフラメンコの生ける神話となったダンサー、ロシオ・モリーナ。36歳。フラメンコの伝統に縛られることなく自由に表現し“インプルソ”と呼ばれる即興に触発され、常にリスクや限界に近づこうと未知なるものへの挑戦を続けている。パリで行われる新作公演の制作過程を追い、彼女の心の衝動にも迫るドキュメンタリー。