時代を超えて何度も映像化され、愛され続ける御伽噺<美女と野獣>を初めて実写映画化したのはコクトーだった。当時の恋人で長年の公私におけるパートナー、ジャン・マレーを野獣/王子に抜擢し、息をのむほど艶やかで仄かな官能が香りたつ幻想譚を生み出した。豪奢なコスチュームや耽美で独創的なインテリアといった、魅力的な美術デザインを担当したのはディオールやシャネルとも仕事を重ねたクリスチャン・ベラール。
詩人、小説家、劇作家、画家、役者、映画監督、その多彩な活動から[芸術のデパート]と呼ばれたジャン・コクトー。珠玉の傑作が、美しい映像でスクリーンに甦ります。
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【鑑賞料金】当日一般1,500円、大学生1,200円、シニア1,100円
高校生以下1,000円、しょうがい者割引1,000円、会員1,000円均一
※各種ご招待券ご利用いただけます。
*2K上映