
コミュニティシネマフェスティバルvol.1
日韓映画館の旅
【開催期間】2026年3月13日(金)~3月19日(木)
【上映劇場】シネマテークたかさき(スクリーン1)
【鑑賞料金】一般1,400円(※『佐藤忠男、映画の旅』のみ1,900円)
シニア(60歳以上)1,200円、高校生以下1,000円、しょうがい者割引1,000円
会員1,300円
主催:コミュニティシネマフェスティバル実行委員会
共催:韓国芸術映画館協会
助成:芸術文化振興基金助成事業/韓国映画振興委員会(KOFIC)
【開催概要】
日本未公開の韓国映画が、 韓国の映画館が、やってくる!
「コミュニティシネマフェスティバル」は、公共的な上映の場、コミュニティシネマとしてのミニシアターやシネマテークの魅力や重要性を広く伝えるための、全国各地のコミュニティシネマが共同で開催する”映画祭”です。
ミニシアターのような”アートハウス”と呼ばれる映画館は世界各国にありますが、韓国のアートハウス、「芸術映画館(アートシネマ)」と日本のミニシアター、コミュニティシネマは2019年以降、様々な形で交流してきました。記念すべき第1回のコミュニティシネマフェスティバルは、“日韓映画館の旅”というテーマで、互いの国でまだ公開されていない作品を軸に上映作品を選びました。
日韓交流60年という節目の年、日韓の上映者が共同で“映画館の旅”をお届けします!
【上映作品】
日本未公開の韓国インディペンデント映画5作品!
◆韓国芸術映画館賞受賞作品◆
韓国全国にある芸術映画館(アートシネマ)14館が加盟する韓国芸術映画館協会は、2023年に「韓国芸術映画館協会賞」を創設しました。
前年に公開された内外の作品から優れた作品や団体、監督等に授賞しています。
今回は2023~2025年に「韓国(国内)映画賞」を受賞した3作品を上映します。
第1回(2023)受賞
『成績表のキム・ミンヨン』

성적표의 김민영(2022年/96分)
監督:イ・ジェウン、イム・ジソン
高校の寮で三行詩クラブを結成していたミンヨンとジョンヒ、スザンナ。高校卒業後、異なる道を選んだ三人の気持ちはすれ違う。ミンヨンにソウルの自宅に招かれたジョンヒは喜んでソウルに向かうが、ミンヨンは大学の成績表のことで頭がいっぱい。二人は「あの頃」に戻れるだろうか。
イ・ジェウン、イム・ソジン、ふたりの監督の初の長編作品。第22回全州国際映画祭、第23回ソウル国際女性映画祭の韓国映画部門でグランプリを受賞するなど、内外の映画祭で高い評価を得ている。
第2回(2024)受賞
『ロンリー・アイランド』
절해고도(2023年/110分)
監督:キム・ミヨン
40代のユンチョル。かつては彫刻家を志していたが、現在は離婚して地方都市で内装施工業者として一人暮らしている。高校生の娘ジナは美術の才能を見せるが学校に馴染めず、突然出家を宣言して山の寺に入る。仕事も恋愛も、家族との関係も思い通りにはいかない。新しい人生を模索するユンチョルはジナの寺に向かう。
イム・グォンテク監督作品の脚本、助監督などをつとめたキム・ミヨン監督作品。2021年釜山国際映画祭で初上映され、2023年には釜山映画評論家賞大賞、韓国女性映画協会最優秀監督賞など数々の賞を受賞、高い評価を受けた。
第3回(2025)受賞
『長孫-家族の季節』
장손(2024年/121分)
監督:オ・ジョンミン
夏、大邱の田舎で豆腐工場を営むキム家で法事が行われ、三代にわたる家族が集まる。祖父母はソウルで俳優の仕事をしている三代目の長男(長孫)ソンジンを溺愛している。秋、祖母が急逝。祖母の存在によって保たれてきた家族関係が変化し対立が露わになる。冬、祖母の法事で家族が集まった夜、秘されてきた家族の歴史が明かされる。
オ・ジョンミン監督長編第1作。第26回釜山国際映画祭で3つの賞を受賞したのを初め、韓国映画評論家協会賞、韓国映画製作者協会賞新人監督賞等々を受賞、2025年9月には第34回釜日(プイル)映画賞最優秀作品賞を受賞した。
◆映画館を撮ったドキュメンタリー◆
『ウォンジュ・アカデミー劇場の記録』
무너지지 않는다(2023年/101分)
製作:ウォンジュ・アカデミー劇場の仲間たち
監督:キム・グイミン、イ・ミヒュン、チョ・ウンジ
[市民キム・グィミン][アカデミーで出会ったもの][黄色いテント]からなるオムニバス映画。原州(ルビ:ウォンジュ)市にある1963年に開館した映画館「アカデミー劇場」。映画館としての営業を終えた後も建物は残され、2016年に保存活動が始まり、2021年には市がアカデミー劇場を購入、保存・再生することを決めた。しかし、2023年、ウォンジュ市は突如、この映画館を取り壊し、駐車場とすることを発表する。アカデミー劇場を守るために立ち上がった市民たちの活動の記録。
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『Mr.キム、映画館へ行く』
미스터김, 영화관에 가다(2025年/104分)
監督:キム・ドンホ
釜山国際映画祭の創設者のひとりであり、韓国映画界の“レジェンド”として尊敬を集めるキム・ドンホ氏・88歳。コロナ禍の余波が続く2022~2023年、映画館を訪ねる旅に出たドンホ氏は世界各国の映画人に問う「あなたにとって映画館とは?」。2025年9月第30回釜山国際映画祭でプレミア上映された。映画と映画館を愛する人へ捧げる映画の贈り物。
◆日本のインディペンデント映画◆
『佐藤忠男、映画の旅』
(2025年/98分)監督:寺崎みずほ
※英語字幕付き上映(日本語音声)
※予告篇約8分あり
※3/14(土)上映後、寺崎監督による舞台挨拶あり
2022年91歳で逝去した映画評論家、佐藤忠男。独学で映画評論の道を拓き、70年にわたる評論家人生で映画史を体系化した。アジア映画の発掘をライフワークとした映画人生を探るドキュメンタリー
『嘘もまことも』
(2025年/104分)監督:磯部鉄平
出演:朝見心/木村知貴/ミネオショウ/桜木梨奈/佐藤弘樹
母が急死して、彼氏に浮気されて、どん底状態の田中梨沙。仕事を一時休職する間、親友の美優に強引に誘われ、代行サービスの「サクラ」のバイトをすることに。嘘がつけない梨沙は、嘘をつく仕事に没頭していく。
上映スケジュール

関連企画【1950年代 韓国映画傑作選】
高崎電気館では、3月13日(金)~15(日)の3日間、韓国の国立映画アーカイブである「韓国映像資料院」が創設50周年記念事業として提供する1950年代の韓国映画の傑作4作品を上映いたします。





