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インフォメーション

2025年2月19日

3/7(金)より開催 東南アジア映画週間2025

東南アジア映画週間2025

開催期間:3月7日(金)~3月13日(木)

上映劇場:シネマテークたかさき

上映作品『Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり『ふたごのユーとミー 忘れられない夏』     

     『DitO』『レオノールの脳内ヒプナゴジア』

鑑賞料金一般1,500円、学生1,000円、シニア(60歳以上)1,200円、
     しょうがい者割引1,000円、高校生以下500円 会員1,300円

     『Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり』は新作につき通常料金です。

 

日本ではまだまだ紹介される機会が限られる東南アジアの映画たち。ですが、各国での映画製作は盛んで、世界中の映画ファンを虜にする優れた作品で溢れています。 東南アジア映画週間では、少しずつにはなりますが、そうした煌めく作品たちを紹介していきます。また昨今では、日本人の映画制作者たちが東南アジア諸国からの資本を受けたり、合作という形で映画を制作するなど、新しい動きも出ています。ゲストをお迎えしながら、各国の文化と共に映画に親しんでいただける時間をお届けします。

 

【上映作品】
『Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり  富都青年 Abang Adik
Languages:Cantonese,Sign Languages,Malay,Mandarin
2023年 マレーシア他 115分
監督:ジン・オング  出演:ウー・カンレン/ジャック・タン/タン・キムワン/セレーン・リム

マレーシア・クアラルンプールの富都(プドゥ)地区にある荒廃したスラム街。この地域には不法滞在者2世とも言える人々や、様々な国籍・背景を持つ貧困層の人々が多く暮らしている。その場所で、身分証明書(ID)を与えられず、過酷な生活を強いられ生きてきた兄アバンと弟アディ。アバンは聾唖(ろうあ)というハンディを抱えながらも、市場の日雇いで堅実に生計を立てているが、アディは簡単に現金が手に入る裏社会と繋がっていて、彼の行動は常に危険と隣り合わせだ。そんなある日、実父の所在が判明したアディにはID発行の可能性が出てきた。しかしある事件がきっかけとなって、二人の未来に重く暗い影が忍び寄る。

 

 

『ふたごのユーとミー 忘れられない夏 เธอกับฉันกับฉัน You & Me & Me
Language:Thai
2023年 タイ 122分
監督:ワンウェーウ・ホンウィワット
出演:ティティヤー・ジラポーンシン/アンソニー・ブイサレート/スパクソーン・チャイモンコン

中学生のユーとミー。ふたりは一卵性双生児の姉妹。生まれた時からずっと、どんなことでも一緒。隠し事ひとつなく、なんでもシェアしてきた。ふたりに違いがあるとすれば、ミーの頬に小さなほくろがあることくらい。そんな絶対的信頼関係のふたりに、いつもとは何かが違う時間が流れはじめる。同級生のマークが彼女たちの前に現れたからだ。シェアすることのできない“初恋”という感情に揺れるユーとミー。二人の忘れられない夏が、まもなく終わりを告げようとしていた。

 

 

『DitO』
Languages: Japanese,Tagalog
2024年 日本他 118分
監督:結城貴史
出演:結城貴史/田辺桃子/尾野真千子/モン・コンフィアード/ブボイ・ビラール

プロボクサーの神山英次は日本に妻子を残し、フィリピンで再起をはかるべく孤軍奮闘していた。そんな彼の前に、ひとり娘の桃子が訪ねて来る。久々の再会を果たした父娘は、衝突しあいながらも少しずつ絆を取り戻していく。やがて40歳を迎えた神山に、最後のチャンスとなる試合の話が舞い込む。異郷で、今を生きるための居場所=「DitO(タガログ語でここ=here)」を見つけていく“父娘”2人の成長と絆を描く圧巻の人間ドラマ。

★3/9(日)上映後、結城貴史さん(監督・主演)による舞台挨拶あり

★3/9(日)15:30よりマスタークラス開催
NAKAKONYA(高崎市中紺屋町35)にて、『DitO』結城貴史さん(監督・主演)、齊藤リナさん(プロデューサー)による、マスタークラスを開催いたします。※予約制 ※受講料無料 

 

 

『レオノールの脳内ヒプナゴジア』Ang Pagbabalik ng Kwago
Languages:Tagalog,Filipino
2022年 フィリピン 99分
監督:マルティカ・ラミレス・エスコバル
出演:シェイラ・フランシスコ/ボン・カブレラ/ロッキー・サルンビデス

かつてフィリピンの映画界の巨匠だった映画監督レオノール。72歳になり引退した今、借金と息子との関係悪化に悩みながら暮らしている。ある日、脚本コンクールの新聞記事を目にした彼女は、一念発起して未完のアクション映画の脚本に取り組む。しかし、落ちてきたテレビに頭をぶつけヒプナゴジア(半覚醒)に陥り、物語の中に入り込み、未完の脚本のアクションヒーローにならざるを得なくなったとき、フィクションと現実が交錯し始める。

 

【上映スケジュール】