自然とヒトとの関係について考え続けてきた探検家で医師の関野吉晴は、2015年から始めた「地球永住計画」というプロジェクトで3人の賢人に出会う。野外排泄に頑なにこだわる写真家の伊沢正名。排泄物から生き物と自然のリンクを考察する生態学者の高槻成紀。そして、死体を食べる生き物を観察する絵本作家の舘野鴻。現代生活において忌避されがちな排泄物と死体を見つめると、そこには「持続可能な未来」のヒントが隠されている。