9歳のベニーは父親から受けたトラウマが原因で、感情をコントロールできない。いったん怒りに火がつくと、あたり構わず暴力をふるい、里親、グループホーム、特別支援学校、トラブルを起こしては新たな保護施設へとたらい回しにされている。母は愛情はあるがベニーにどう接していいかわからない。そんな中、非暴力トレーナーのミヒャが森深くの山小屋で3週間の隔離療法を受けることを提案。やがてベニーは徐々に心を開いていく。