瀬戸内海の長島にある国立ハンセン病療養所、長島愛生園。宮﨑かづゑさんは10歳で入所してから約80年、この島で生きてきた。手の指や足を失い、視力もほとんど残っていないが、買い物や料理など自分で行う。78歳のときにパソコンを覚え、84歳になって初の著作となる『長い道』を出版。類まれな表現力で日常を瑞々しく綴り、版を重ねている。2016年から8年間にわたって長島愛生園に通い続けた監督が、かづゑさんの日常を映し出す。
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