鉄工所で働く孝秋は、薄れゆく記憶の中で徘徊する父・忠義と、そんな父に振り回される母・マチのことが気がかりで、実家の団地を訪れる。ある日、強風の中で団地のベランダから落下した植木鉢が住民に直撃し、救急車やパトカーが出動する騒ぎが起こる。父の安否を心配する孝秋だったが、忠義は何事もなかったかのように自宅にいた。ベランダの窓が開いたままで、忠義の手袋に土が付着しているのを見つけた孝秋は、父への疑いを募らせていく。横浜シネマ・ジャック&ベティの30周年に向けて企画・製作された作品。
ミニシアター地域交流上映会 横浜×前橋×高崎 4館共同企画
あのミニシアターが1日限りのお引越し! 推し作品とゲスト、名物支配人がやってくる!
12月9日(土)16時より
高崎では、横浜シネマ ジャック&ベティ 梶原支配人推薦作『誰かの花』を上映いたします!
梶原支配人よりメッセージ
30周年という浮かれ気分を吹き飛ばしてくれる、人に真摯に向き合った作品です。世の中がより、柔軟さや想像力、あいまいなことへの許容力がかけてきていることに気づかせてくれる作品です。必ず誰しもに濃厚な余韻を与えるはずです。横浜シネマ・ジャック&ベティ30周年の節目に、我々は、今後もこういう作品を上映していくべきなんだと、気持ちを新たにしました。
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