1941年、ソ連に侵攻したナチス・ドイツ軍は、ウクライナ各地に傀儡政権をつくりながら支配を拡大し、キーウを占領した。9月24日、キーウで市民を巻き込んだ大規模な爆発が発生。これはソ連側が仕掛けた爆弾だったが、ナチスはユダヤ人の犯行と断定し、翌日キーウに住むユダヤ人の殲滅を決定。2日間で33,771名のユダヤ人をバビ・ヤール渓谷で射殺した。ホロコーストで最も多くの犠牲者を出した事件を全編アーカイブ映像で描く。