時は中世。城に帰還したものの、聖杯探しに失敗し多くの戦死者を出したアルテュス王の円卓の騎士たち。その中のひとり、ランスロは王妃グニエーヴルとの道ならぬ恋に苦悩していた。神に不倫をやめると誓うランスロだったが、グニエーヴルにその気はない。仲間はランスロを心配するものの、権力を手に入れようと企むモルドレッドは罪深きランスロを貶める。騎士の間に亀裂が入り始め、思わぬ事態が引き起こされるのだった。