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インフォメーション

2024年9月18日

9/21(土)『WALK UP』上映時間変更のお知らせ

【上映時間変更のお知らせ】

 

9/21(土) 17:30の回舞台挨拶開催に伴いまして

 

9/21(土) 『WALK UP』上映開始時間を20時15分へ変更いたします。

※9/21(土)のみ変更
※20時15分~本編より上映いたします。この回に限り予告篇の上映はございません。
※上映終了時間は21:52となります。

 

ご了承のほど、何卒よろしくお願いいたします。

2024年9月17日

9/21(土)『箱男』ロケ地ツアー開催のお知らせ

高崎フィルム・コミッション協力作品

『箱男』 ロケ地ツアー 開催

 

ただいまシネマテークたかさきにて上映中『箱男』。高崎でのロケ地となった高崎電気館周辺を、高崎フィルム・コミッション担当者が撮影時のエピソードを交えて案内いたします。既にご鑑賞の方~これからご鑑賞いただく方まで、ぜひ『箱男』の世界をご体感ください!

 

 

【開催日】2024年9月21日(土)16:00よりツアー開始

【所要時間】約1時間

【参加費】無料

【定員】20名

【集合場所】高崎電気館(高崎市柳川町31)

【集合時間】15時50分

※ロケ地ツアーは徒歩での移動となります。

※解散場所も高崎電気館となります。

※駐車場はございません。割引サービスも適用外となります。ご了承ください。

※雨天決行

 

 

【参加方法】

2024年9月18日(水)午前11時より~受付開始

シネマテークたかさきへお電話にてお申込みください。電話 027-325-1744

電話受付時間:午前11時~午後9時まで

※先着順での受付となります。

※定員に達し次第、受付終了いたします。

 

【お問い合わせ】

シネマテークたかさき 電話027-325-1744

 

主催:高崎フィルム・コミッション、シネマテークたかさき

 

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

2024年9月5日

9/6(金)『タレンタイム~優しい歌』キャストメッセージ動画上映のお知らせ

9/6(金)より上映『タレンタイム~~優しい歌』
連日、本編上映後に、
キャスト(ムルー家のメイド・メイリン役のタン・メイリンさん)からのメッセージ動画を上映いたします。(約50秒)

また、ヒロイン・ムルーを演じたパメラ・チョンさん、ムルーの祖母役・スーザン・アン・チョンさんのメッセージ動画は、ロビー設置のQRコードよりご覧いただけます。

上映に併せて、ぜひご覧ください。

 

2024年9月3日

9/6(金)より『タレンタイム~優しい歌』にて 10代の若者たちへ”映画のプレゼント”を実施いたします

シネマテークたかさきでは、2024年夏休み期間中に

未来の観客となる10代の若者たちへ

“映画をプレゼント”企画を実施いたしました。

趣旨をご理解いただき、ご支援ならびにご鑑賞いただきました10代のみなさまに感謝申し上げます。

 

好評につき、9月6日(金)より上映の『タレンタイム~優しい歌』にて、
10代のみなさまへ”映画のプレゼント”を実施いたします。

『タレンタイム~優しい歌』は、多民族国家マレーシアの高校が舞台。
音楽コンクール「タレンタイム」開催へ向けて、宗教や民族の違いによる葛藤の中で
他者を理解し寄り添う姿を描いています。
戦争が終わらない現在、国境や分断、他者理解に気づき知るきっかけとなる作品になると思います。
ぜひこの機会に、10代のみなさまへご覧いただきたく”映画のプレゼント”が1人でも多くの方へ届きますように。

 

【趣旨・目的】

10代の観客は減少傾向にある中、映画を観る手段も多様化しています。

未来の観客となる10代のみなさまへ映画館で映画を観る喜びを体験してもらいたい!

そんな願いを込めております。

しかしながら

映画館で映画を観ることは、せわしない現代を生きる若者たちにとっては、

時間的も金銭的にも大変なことです。

そこで、大人のみなさまに10代の若者たちの代わりに映画チケット代をサポートしていただく試みです。

 

【大人の方 サポート方法】

シネマテークたかさき劇場窓口にて、支援チケット500円をご購入ください。

 

 

【10代の方 チケットご利用について】

  • 大学・専門学生(25歳以下)、高校生以下の方が対象となります。
  • 10代へ”映画のプレゼント”支援チケットご利用でご鑑賞料金500円割引いたします。

 

【対象作品】

『タレンタイム~優しい歌』上映期間:9月6日(金)~9月12日(木)

 

劇場窓口にてご支援いただいたチケットを設置いたします。

ご鑑賞当日にチケットが設置されていたらご利用いただけます。

大学・専門学生(25歳以下)、高校生以下の方は、ご鑑賞料金より500円割引で映画をご鑑賞いただけます。

※1人でも多くの方に映画館で映画を観ていただきたく、お一人様1枚限り有効とさせていただきます。

 

 

10代のみなさまが、お気軽に、映画館で多様な映画と出会うことができますように。

 

2024年9月3日

9/20(金)より開催 特集「ニナ・メンケスの世界」のお知らせ

特集 ニナ・メンケスの世界

 

孤高の映画監督、ついに日本の映画館初公開

 

上映期間:9月20日(金)~10月3日(木) 2週間上映 

 

【通常料金】一般1,800円、学生1,400円、シニア1,100円、高校生以下1,000円、しょうがい者割引1,000円
            会員1,200円

※各種ご招待券ご利用いただけます。

 

自らプロデューサーや撮影を務め、過激なまでに独自の美学を貫き通し、ガス・ヴァン・サントをはじめ多くの映画人から愛されるアメリカの孤高の映画監督、ニナ・メンケス。手掛けた作品は数々の国際映画祭に招聘され、シャンタル・アケルマンやケリー・ライカートらを引き合いに称賛されてきたものの、我が国では長い間劇場公開されることはなかった。近年、初期作品がアカデミー・フィルム・アーカイヴとマーティン・スコセッシ設立の映画財団(The Film Foundation)によって修復されるなどさらに評価の気運が高まり、このたびついに代表作3本が初の日本公開。

 

 

ニナ・メンケス Nina Menkes

1963年(55年、65年の説もある)、ナチスの迫害から逃れたユダヤ人の両親の元、ミシガン州アナーバーで生まれる。カリフォルニア州バークレーで育ち、UCLA在学中の1981年に初の短編“A Soft Warrior”を手掛ける。主演は妹のティンカ・メンケスで、以降も多くの作品で協働する。83年にイスラエルと北アフリカで撮影した中編“The Great Sadness of Zohara”を発表、アリソン・アンダース監督から「この10年でベストの作品のひとつ」と評される。91年の初長編作『マグダレーナ・ヴィラガ』はサンダンス映画祭に出品、ロサンゼルス映画批評家協会賞で最優秀インディペンデント/実験映画賞を獲得するなど高い評価を得た。その後もLAを拠点に、ユダヤ系としてのアイデンティティを色濃く反映させながら、女性たちが対峙する内面世界や孤独、暴力、セックスといったテーマを見事に昇華させ、寡作ながら商業主義とは一線を画した妥協のない映画作りを続けている。

 

 

上映作品

『マグダレーナ・ヴィラガ』※2Kレストア版 
  Magdalena Viraga

1986年 アメリカ 1時間30分
監督・製作・脚本・撮影:ニナ・メンケス
出演:ティンカ・メンケス/クレア・アギラール

 

殺人の容疑で、ひとりの娼婦が捕まった。彼女の名前はアイダ、そしてこうも呼ばれる──マグダレーナ・ヴィラガ。刑務所を、ネオンがきらめくダンスホールを、プールサイドを、彼女が長い時を過ごす寝室(ブドワール)を横断し、時系列を曖昧にしながら、映画は女の肉体的、精神的な細部をとらえ、孤独な<囚われの女>アイダが生きる血濡れた世界と、内なる心の世界を描き出してゆく。静かに沈んだブルーの映像のなか、いくつかの言葉は何度も祈りのように繰り返され──私はここにいる、私はここにいない、私を絶対に縛らないで──突き刺すような美しさとなって燃え上がる。

 

 

 

『クイーン・オブ・ダイヤモンド』※4Kレストア版 
  Queen of Diamonds

1991年 アメリカ 1時間15分
監督・製作・脚本・撮影:ニナ・メンケス
出演:ティンカ・メンケス/エメルダ・ビーチ

 

ラスベガスで生きる女性ディーラー、フィルダウス(インドネシア語で“楽園”の意)の倦怠に満ちた日常を描いた傑作。昼間は瀕死の老人を介護し、夜はカジノでカードを配る。時には砂漠に浮かぶ湖に友人と出かけたり、恋人に手を上げる隣人に悪態をついたり、行方不明になった夫の消息を探ろうと施設に足を運ぶものの、放たれる言葉や歌声は誰にも届かず、何も変容しないまま一日が過ぎる。眩暈がするほど煌びやかなネオン、無機質なアパートメント、純白のシーツやウェディングドレス、業火に焼き尽くされる大木。大胆な構図でとらえたショットがことごとく美しく圧倒的で、永遠に続くかのような反復とそこかしこに横たわる暴力に感覚が麻痺していく。

 

 

『ブレインウォッシュ  セックス-カメラ-パワー
  BRAINWASHED: Sex-Camera-Power

2022年 アメリカ 1時間47分
製作・監督:ニナ・メンケス
出演:リアノン・アーロンズ/ロザンナ・アークエット/キャサリン・ハードウィック

 

映画というメディアがいかに「Male Gaze=男性のまなざし」に満ち、当然のこととして受け止められてきたか、そして、その表現がいかに我々の実生活に影響を及ぼしているか。この事実と問題点を、ラング、ヒッチコック、スコセッシ、タランティーノといった有名監督の名作から2020年代の最新作まで大量の映画のクリップを用いて、メンケス自ら解き明かしていく傑作ドキュメンタリー。フェミニスト映画理論のパイオニア、ローラ・マルヴィをはじめ業界で活躍する女性陣も次々とインタビューに登場、彼女たちの真摯な闘いの言葉が力強く響きわたる。

 

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