ピエール・エテックス レトロスペクティブ
開催期間:4月28日(金)~5月4日(木) 1週間上映
鑑賞料金:通常料金
★お得な前売特別鑑賞券(4回券)¥4,800 劇場窓口にて販売中(~4/27(木)まで)
※前売特典:オリジナルB3ポスター付き
映画監督、俳優、イラストレーター、道化師…
数え尽くせぬ顔をもつフランスのマルチアーティスト ピエール・エテックスの長編4作品と短編3作品を一挙公開。20代半ばにジャック・タチと運命的な出会いを果たし、『ぼくの伯父さん』(58)の助監督を務め、映画界に参入。緻密な構想と見事な演出、そして無声喜劇へのオマージュに溢れたピエール・エテックスの世界を心ゆくまでご堪能ください。
◎初日入場者プレゼント◎※4/20追記
4/28(金)ご鑑賞の方へ先着でオリジナルポストカードをプレゼント🎁
※数量限定 ※先着順
絵柄は2種類※ランダム配布(絵柄は選べません)
・網中いづるさんによる『ヨーヨー』(白色ver.)
・一乗ひかるさんによ『大恋愛』(緑色ver.)
◆関連イベント◆
4/29(土)『ヨーヨー』12:10の回上映後、
小柳帝さん(ライター・編集者)による
「ピエール・エテックス入門編」スクリーントークがございます。
ピエール・エテックス レトロスペクティブの企画にも協力されていて、エテックス本人に会われたこともある小柳帝さんをお迎えし、ピエール・エテックスの魅力、みどころについてお話いただきます。
★スクリーントーク後、小柳帝さんの翻訳書『ぼくの伯父さん』ご購入の方を対象にサイン会を開催いたします。
■■4/29(土)スクリーントークご参加方法■■
4月29日(土)『ヨーヨー』12:10の回をご鑑賞いただいた方がそのままのお席でご参加いただけます。
※通常料金
※当日午前9:30より当日券販売開始いたします。(定員58席)
※この回に限り予告篇の上映はございません。
※トークイベントは予告なく変更になる場合がございますので予めご了承ください。
【小柳帝さんプロフィール】
映画・音楽・デザインなどの分野を中心に、さまざまな媒体で執筆活動を行なっている。主な編・著書に、『モンド・ミュージック』、『ROVAのフレンチカルチャー A to Z』、『小柳帝のバビロンノート 映画についての覚書1〜3』、また、翻訳書に『ぼくの伯父さんの休暇』、『ぼくの伯父さん』などがある。その他、CDやDVDの解説、映画パンフレット等の執筆多数。自身が主宰するフランス語教室ROVAはこの春で24周年を迎えた。
小柳帝さん翻訳書『ぼくの伯父さん』 作:ジャン=クロード・カリエール 絵:ピエール・エテックス
定価:1870円(税込) アノニマ・スタジオ刊
さらに、4/29(土)17時より、REBEL BOOKSさんにて
書籍『ぼくの伯父さん』刊行記念 翻訳者:小柳帝さんトーク開催決定!※4/8追記
詳しくはコチラをご覧ください。
◆◆上映作品◆◆
『恋する男』(長編)
Le Soupirant
Language:French
1962年 フランス 1時間24分
監督・脚本・主演:ピエール・エテックス脚本:ジャン=クロード・カリエール
天文学の研究に没頭してばかりの引きこもりの三十男。ある日両親に結婚を命じられ、伴侶となる女性を探しに街に繰り出すが、トホホな出来事の連続。しまいには、テレビに映るスーパースターの歌手・ステラに心を奪われてしまい、なんとかして彼女と結婚するために奔走する…。
『破局』(短編)
Rupture
Language:Silent
1961年 フランス 12分
監督・脚本:ピエール・エテックス/ジャン=クロード・カリエール
恋人から手紙を受け取った男。中には破かれた自分の写真が同封されていた!こちらも負けじと別れの手紙を書こうと奮闘するが、万年筆、インク、便箋、切手、デスク…なぜか翻弄されてどうしても返事を書くことができない。
『ヨーヨー』(長編)
YoYo
Language:French
1964年 フランス 1時間38分
監督・脚本・主演:ピエール・エテックス
脚本:ジャン=クロード・カリエール
世界恐慌で破産した大富豪は、サーカスで曲馬師をする女性と、彼女との間にかつてもうけた幼い息子とともに、地方巡業で暮らしを立てることに。サーカス界で成功をおさめた息子はヨーヨーという人気クラウンになる。時代が大きく変わる中、ヨーヨーはかつて父が所有していた城を取り戻そうと躍起になるが…。
『健康でさえあれば』(長編)
Tant qu’on a la santé
Language:French
1965年 フランス 1時間7分
監督・脚本・主演:ピエール・エテックス
脚本:ジャン=クロード・カリエール
なかなか寝付けない男の一夜を描いた<不眠症>、映画館にいたはずが、幕間に流れるCMのおかしな世界へ入り込んでしまう<シネマトグラフ>、近代化が進む都市で人々が受ける弊害をシュールに描いた<健康でさえあれば>、都会の夫婦・下手くそハンター・偏屈な農夫が織りなす田園バーレスク<もう森へなんか行かない>の4編からなるオムニバス・コメディ。
『絶好調』(短編)
En Pleine Form
Language:French
1965年 フランス 14分
監督・脚本・主演:ピエール・エテックス
脚本:ジャン=クロード・カリエール
田舎でソロキャンプをする青年。しかし、警官に管理の行き届いたキャンプ場に行くように言われてしまう。
そこは有刺鉄線で囲われた、まるで強制収容所(キャンプ)で…。
『大恋愛』(長編)
Le Grand Amour
Language:French
1968年 フランス 1時間27分
監督・脚本・主演:ピエール・エテックス
脚本:ジャン=クロード・カリエール
工場を営む実業家の一人娘と結婚した男。義父から仕事を任され、夫婦仲も良好ながら、どこか満たされない退屈な日々を送っていた。そんなある日、若く美しい秘書が現れ、どうしようもなく惹かれてしまい…。愉快な遊び心と想像力に溢れた初のカラー長編。
『幸福な結婚記念日』(短編)
Heureux Anniversaire
Language:French
1961年 フランス 13分
監督・脚本:ピエール・エテックス/ジャン=クロード・カリエール
ある夫婦の結婚記念日。妻の用意するディナーに間に合うよう、プレゼントやワインを買い込み家路を急ぐ夫。しかし、パリの交通渋滞やその他の問題に巻き込まれ一向に辿り着けない。果たして、幸せな記念日にすることができるのか?
◆◆上映スケジュール◆◆ 予告篇約6分 ※29(土)のみ予告篇の上映はございません。