【特別上映】こども映画館 スクリーンで見る日本アニメーション!
国立映画アーカイブ「NFAJ短篇集:歌とリズム」
1917年に日本のアニメーションは生まれました。 およそ100年でどのように変化したのでしょうか? 現在見ることのできるむかしの映画を観てみましょう!
歌やリズムが楽しいアニメーション作品を集めた短篇プログラムです。
千代紙を使った大藤信郎の『児童唱歌映画 村祭』は、どんなメロディーだったのでしょう。想像してみてください。『茶目子の一日』は、茶目子が朝起きてから、歯を磨き、朝ごはんを食べ、学校に行った後に映画を見るという一日を、オペレッタ調に描いています。個人映画作家の先駆者・荻野茂二の抽象アニメーション『RHYTHM』は、幾何学図形でリズムを表現しています。かわいいてんとう虫の女の子がクモに追いかけられて困ってしまい、チューリップのお花の中に逃げ込む『くもとちゅうりっぷ』は、戦争中に製作されたにも関わらず詩情あふれるのびやかな作品で、日本アニメーションの父とも呼ばれる政岡憲三の代表作のひとつです。さまざまな素材を用いてストップモーションアニメーションを生み出した岡本忠成の『ホーム・マイホーム』は、マイホームを夢見るキツネとモグラのお話をリズミカルな歌に合わせて描いた作品で、ペーパークラフトを用いています。
児童唱歌映画 村祭 [デジタル復元版]
1930年/日本/3分 監督:大藤信郎
茶目子の一日 [パテートーキー版] [デジタル復元版]
1931年/日本/7分 監督:西倉喜代治
RHYTHM
1935年/日本/3分 監督:荻野茂二
くもとちゅうりっぷ [デジタル復元版]
1943年/日本/15分 監督:政岡憲三
ホーム・マイホーム
1970年/日本/4分 監督:岡本忠成
★上映後「映写室見学」開催★
【参加方法】当日劇場窓口にて「見学希望」とお伝えください。
※国立映画アーカイブ「NFAJ短篇集:歌とリズム「パンダコパンダ」は 「こども映画館 スクリーンで見る日本アニメーション!」の一環として上映いたします。
主催:シネマテークたかさき/一般社団法人コミュニティシネマセンター/国立映画アーカイブ
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