南米ウルグアイの第40代大統領ホセ・ムヒカ。給料の9割を貧しい人々のために寄付し、職務の合間にはトラクターに乗って農業に勤しむ。全世界から注目を浴びるようになったのは、2012年「国連持続可能な開発会議」でのスピーチだった。世界中で彼だけが腐敗していない政治家と称賛する名匠エミール・クストリッツァ監督が国民に寄り添い予想外の政策を打ち出す大統領に迫る。