税関に勤めるティーナは、人並外れた嗅覚で、違法なものを持ち込む人間の罪悪感までを見抜く特殊能力を持っている。ある日、旅行者ヴォーレに不審なにおいを感じるが、証拠が見つからず入国。後日、ティーナは再びヴォーレに出会う。本能的に何かを感じ、森の中の自宅に招き、離れを宿泊先に提供する。ティーナは次第にヴォーレに惹かれていくが、そこには2人の出生に関わる秘密があった…。