1945年、太平洋戦争末期。戦中最後の沖縄県知事・島田叡が着任した。島田は疎開促進、コメの確保など様々な施策を断行する。しかし戦況悪化に伴い、大勢の県民が戦闘に巻き込まれていく…。自決や玉砕が美徳とされた時代、周囲の人々に「生きろ」と言い続けた島田とはどのような人物だったのか？住民や軍関係者への取材を通して、人間・島田叡の生涯を描いたドキュメンタリー。