『国葬』
セルゲイ・ロズニツァ 〈群衆〉ドキュメンタリー3選

State Funeral
■2019年 オランダ他 2時間15分
Main Language:Russian
■監督:セルゲイ・ロズニツァ
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1953年3月5日。スターリンの死がソビエト全土に報じられた。モスクワ郊外で発見されたスターリンの国葬を捉えた大量のアーカイヴ・フィルムは、同時代の200名弱のカメラマンが撮影した、幻の未公開映画『偉大なる別れ』の映像素材だった。そのフィルムにはモスクワに安置された指導者の姿、周恩来など各国共産党と東側諸国の指導者の弔問、後の権力闘争の主役となるフルシチョフら政府首脳のスピーチ、そして、ヨーロッパからシベリアまで、国父の死を嘆き悲しむ幾千万人の人の顔が鮮明に記録されていた。67年の時を経て蘇った人類史上最大級の国葬の記録は、独裁者スターリンが生涯をかけて実現した社会主義国家の真の姿を明らかにする。
- 3/6(土)、3/9(火)、3/12(金)
① 18:30 〜 20:51 終了
※3/6(土)上映後、池田嘉郎氏(近現代ロシア史研究者/東京大学大学院人文社会系研究科准教授)によるレクチャー(リモートでのご登壇)がございます。
※3/12(金)上映後、池田嘉郎氏(近現代ロシア史研究者/東京大学大学院人文社会系研究科准教授)によるアフタートーク(録画上映・約30分)がございます。(2/27(土)、3/4(木)、3/12(金)は同様の内容です。)
※18:30の回レイト割引対象