学校も家も勉強も嫌いな18歳テギルは、家を飛び出し、あてどなく高速バスに乗る。たどりついた町で空腹を満たすために飛び込んだ中華料理店で、配達のバイトをすることになる。そこには正体不明の厨房長・コソクがいた。強烈なインパクトある風貌のコソクは、テギルと事あるごとに衝突していく。世の中に恐いものなどなかったテギルだが、予想もしない事件に巻き込まれながら社会というものを知っていく。